こんにちは。名古屋市中区にある、みさとデンタルクリニックです。

お子さまの矯正を考え始めたとき、「インビザライン ファースト 費用は結局いくら?装置代以外にもかかるの?」と不安になる方は多いはずです。
小児矯正は自費診療が基本で、検査料や通院ごとの調整料、保定装置などが別途になると、見積もりと総額に差が出やすい点が要注意です。
この記事では、カウンセリングから精密検査、装置代、保定までの内訳と相場感に加え、費用が変動する要因や追加料金が発生しやすいケース、保険適用の考え方まで整理します。
目次
インビザライン・ファーストとは?

インビザライン・ファーストは、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期(目安として6〜10歳頃)を主な対象とする小児用マウスピース矯正です。
ただし、開始時期は「年齢」だけで決まるものではなく、永久歯の生え方や顎の成長、歯列のスペース不足の程度などで適応が変わります。
同じ8歳でも、永久歯の萌出状況や顎の幅、歯の大きさのバランスが異なるため、費用の見積もりも変動します。まずは精密検査で、治療が適応か、どの範囲まで動かす計画になるかを確認することが重要です。
期待できる効果
インビザライン・ファーストは、顎の成長を活かしながら歯列弓(歯が並ぶアーチ)を整え、歯並びの改善を同時に進めることを目的とします。
従来の小児矯正では、顎を広げる装置でスペースを作った後に、別の矯正(ワイヤーなど)で歯並びを整える流れになりやすい一方、インビザライン・ファーストは同時進行できるケースがあります。
その結果として、治療の段階がシンプルになり、通院回数や装置の種類が減ることで、トータルの期間や費用が抑えられる可能性があります。
ただし、歯の生え変わりや成長の個人差が大きい時期のため、すべての症例で短縮・減額になるわけではありません。
目立ちにくさ
透明なマウスピースを使用するため、金属のブラケットとワイヤーが見えるワイヤー矯正に比べて、装置が目立ちにくい点が特徴です。学校生活や写真撮影などで見た目を気にしやすい年齢でも、心理的負担を抑えやすい傾向があります。
食事のしやすさ
マウスピースは取り外し式のため、食事のときは外して普段どおりに食べられます。固定式装置で起こりやすい「食べ物が詰まる」「硬いものが噛みにくい」といったストレスを減らしやすい一方、外した後の再装着までの時間管理が治療結果に影響します。
清掃性とむし歯リスク管理
歯磨きの際に装置を外せるため、ブラッシング自体は通常に近い形で行えます。
ただし、装着時間が長い治療である以上、食後に磨かずに装着すると汚れが密閉されやすく、むし歯リスクが上がることがあります。
費用面でも、むし歯治療が入ると治療計画の変更やマウスピース再製作につながる場合があるため、日々のケアは「追加費用を防ぐ行動」としても重要です。
デジタルスキャンによる型取り負担の軽減
iTeroなどの口腔内スキャナーで歯列を読み取り、マウスピース製作に必要なデータを取得する方法が一般的です。印象材を口に入れる型取りが苦手なお子さまでも負担が少なく、嘔吐反射が出やすい場合のハードルを下げられます。
インビザライン・ファーストの費用はどれくらい?

インビザライン・ファーストの費用は「装置代」だけでなく、検査・通院・保定まで含めて考えることが大切です。ここでは治療の流れに沿って、何にいくらかかるかの目安を整理します。
カウンセリング料
カウンセリングでは、歯並びのお悩みや生活習慣(装着管理ができそうか、学校での取り扱いなど)を確認し、治療の選択肢と大まかな流れを説明します。費用は無料〜5,000円程度が目安です。
同じ「無料カウンセリング」でも、内容は医院により差があります。口腔内の簡易チェック中心の場合もあれば、スキャン画像を見ながら方向性まで説明する場合もあります。費用だけでなく、どこまで相談できるかも確認しておくと、後の精密検査が納得しやすくなります。
精密検査・診断料
精密検査では、むし歯や歯肉の状態の確認、レントゲン撮影、口腔内写真、3Dスキャン、シミュレーションなどを行い、治療計画を作ります。目安は30,000〜50,000円程度です。
費用の中身としては「検査をして終わり」ではなく、治療計画(どの歯をどの順番で動かすか、どの程度顎の幅を確保するか)を立てる工程が含まれます。
ここが曖昧だと、後からマウスピース追加や計画変更が起こりやすく、結果的に費用が読みにくくなるため、診断時に次の点を質問しておくと安心です。治療のゴール、想定期間、追加アライナーの扱い、通院頻度、保定の内容です。
インビザライン・ファーストの装置代
装置代は400,000〜600,000円程度が目安です。マウスピースは1日20〜22時間以上の装着が基本となり、決められたタイミングで新しいものへ交換しながら歯を動かします。
装置代に含まれる範囲は医院により異なります。たとえば、マウスピースの追加製作(リファインメント)が一定回数まで含まれるケースもあれば、別料金のケースもあります。
見積もりの段階で「装置代に何が含まれているか」を明確にしておくことが、総額のブレを小さくするポイントです。
調整料
矯正中は、計画どおりに歯が動いているか、装着状況に問題がないか、むし歯や歯肉炎が起きていないかを確認するために定期通院します。
目安として1〜2か月に1回程度で、1回あたり3,000〜5,000円程度です。
調整料が「毎回かかる」のか「総額に含まれる(トータルフィー)」のかで、総額は大きく変わります。特に小児は学校行事や体調不良で通院間隔が空くこともあるため、通院ペースが乱れた場合の扱いも確認しておくと安心です。
保定装置料
矯正後は歯が元の位置に戻ろうとする後戻りが起こりやすく、保定装置(リテーナー)で安定させる期間が必要です。保定装置料は20,000〜50,000円程度が目安です。
保定装置にも種類があり、取り外し式のマウスピース型、固定式(歯の裏側にワイヤーを接着するタイプ)など、症例や生活習慣で選択が変わります。
種類により費用や管理方法が異なるため、保定開始前に「どのタイプを想定しているか」「破損時の再製作費」を確認しておくと、想定外の出費を防ぎやすくなります。
保定期間の調整料
保定期間も定期通院が必要で、目安は3〜6か月に1回程度、1回あたり3,000〜5,000円程度です。後戻りの兆候がないか、リテーナーが合っているか、清掃状態に問題がないかを確認します。
保定は「治療後のおまけ」ではなく、歯並びを維持するための治療の一部です。保定を自己判断で中断すると、再矯正が必要になり費用が増える可能性があるため、通院計画まで含めて総額を考えることが重要です。
追加費用が発生するケースはある?

インビザライン・ファーストは自費診療のため、想定外の出費があると不安になりがちです。追加費用が起こりやすい場面を事前に知っておくと、見積もり確認が具体的になります。
マウスピースの追加作成
歯の動きが計画とズレた場合や、成長に伴い治療計画の修正が必要になった場合、追加のマウスピース作成が必要になることがあります。追加作成が費用に含まれるかは医院の料金体系次第で、別途数万円単位になることもあります。
診断時に確認したいのは、追加作成が必要になった場合の費用、回数上限、適用条件(装着時間不足が原因の場合は対象外など)です。
紛失・破損による再作成
小児矯正で多いのが、外したマウスピースをティッシュに包んで捨ててしまう、給食時に紛失する、ペットが噛むなどのトラブルです。再作成費用は数千円〜数万円と幅があり、納期の間に治療が止まることもあります。
費用を抑える実務的な対策としては、外したら必ずケースに入れる、学校用の予備ケースを用意する、置き場所を固定する、という運用ルールを家庭内で決めておくことが有効です。
治療期間の延長と通院回数の増加
装着時間が不足すると歯が計画どおりに動かず、治療期間が延びる可能性があります。都度払いの場合、通院回数が増えるほど調整料が積み上がり、総額が上がりやすくなります。
また、成長や生え変わりのタイミングが想定と違う場合も、計画変更や経過観察が必要になり、結果的に通院が増えることがあります。
見積もり時点で「想定通院回数」「延長時の費用扱い」を聞いておくと安心です。
むし歯・歯肉炎などの治療
矯正中にむし歯治療が必要になると、歯の形が変わってマウスピースが合わなくなり、再製作が必要になる場合があります。
また、炎症が強い場合は矯正を一時中断することもあり、期間延長につながります。
矯正費用そのものだけでなく、予防処置や定期クリーニングの費用が別途かかるかどうかも医院ごとに異なるため、事前確認が重要です。
保定装置の再製作
リテーナーも紛失・破損が起こり得ます。再製作費がかかる場合が多く、保定の中断は後戻りリスクを高めます。保定装置の保証期間や再製作費の目安を、治療開始前に把握しておくと、長期の費用計画が立てやすくなります。
インビザライン・ファーストは保険適用の対象になる?

矯正は高額になりやすいため、保険が使えるかどうかは最初に確認したいポイントです。結論だけでなく、例外の考え方も含めて整理します。
原則としての自費診療
インビザライン・ファーストは、原則として公的医療保険の適用対象ではなく、自費診療となります。そのため、医院ごとに費用設定が異なり、同じ治療名でも総額に幅が出ます。
保険適用が検討される矯正の一般条件
矯正治療で保険適用が検討されるのは、顎変形症などの特定の疾患や、機能障害の改善が目的で、制度上の要件を満たす場合に限られます。
ただし、その場合でも治療法としてインビザライン・ファーストが選択されるとは限らず、適用可否は症状・医療機関の体制・制度要件により変わります。
保険適用の可能性が気になる場合は、自己判断せず、歯科医師に「保険適用の対象となる病名・条件に該当する可能性があるか」を確認するのが確実です。
インビザライン・ファーストの費用を安く抑える方法はある?

インビザライン・ファーストは自費診療ですが、総額を抑えるためにできることは複数あります。ポイントは「税制」「治療の遅れ防止」「支払い設計」の3つです。
医療費控除の活用
矯正治療は原則として保険適用外ですが、一定の条件を満たす場合に医療費控除の対象となることがあります。判断の軸は、審美目的ではなく、噛み合わせなど機能面の改善が治療目的として認められるかどうかです。
実務面では、確定申告で必要になることが多いため、領収書や明細の保管、通院交通費の記録、医師の説明内容の確認が重要です。
対象可否は個別事情で変わるため、まずは歯科医師に「医療費控除の対象になり得る治療目的か」を確認し、最終的には税務署や税理士等に確認すると安心です。
装着時間の遵守による追加費用リスクの低減
インビザライン・ファーストは、1日20〜22時間以上の装着が基本です。装着時間が不足すると歯の移動が遅れ、治療期間の延長、追加アライナーの必要性、通院回数増加につながる可能性があります。
費用を抑えるという観点では、「計画どおりに終えること」が最大の節約です。
家庭での工夫としては、食事と歯磨き以外は装着するルール化、学校で外した際の保管ケースの徹底、装着時間の見える化(アプリやタイマー)などが有効です。
支払いシステムの選択
医院の料金体系は大きく分けて、総額固定のトータルフィー制と、処置や通院ごとに支払う都度払いがあります。トータルフィー制は、治療が長引いた場合でも費用が増えにくく、総額が読みやすい点がメリットです。
一方で、開始時にまとまった費用が必要になりやすい点が負担になることがあります。
都度払いは初期負担を抑えやすい反面、通院回数や治療延長で総額が上がる可能性があります。
支払い方法と分割の選択肢

費用の総額が同じでも、支払い方法で家計の負担感は大きく変わります。契約前に確認したい代表的な選択肢をまとめます。
デンタルローンと院内分割
分割払いには、デンタルローン(信販会社等)と、医院独自の院内分割が用意されていることがあります。デンタルローンは月々の負担を平準化しやすい一方、金利や審査の有無、手数料の条件が重要になります。院内分割は金利がかからない設計のこともありますが、回数上限や初回金額の設定がある場合があります。
比較の際は、月々の支払額だけでなく、総支払額、途中解約時の精算ルール、装置作成後のキャンセル可否なども確認しておくとトラブルを避けやすくなります。
トータルフィーと都度払いの見積もり比較
同じ医院でも、トータルフィーと都度払いで選べる場合があります。都度払いを選ぶなら、想定通院回数をもとに「調整料が年間いくらになりそうか」を試算してもらうと、総額比較が現実的になります。
また、追加アライナー、保定装置、保定期間の管理費用がどちらに含まれるかで差が出ます。見積書は「含まれる項目」「別途項目」を明確に分けてもらうのが安全です。
まとめ

インビザライン・ファーストの費用は、装置代だけでなく、カウンセリング、精密検査、調整料、保定装置料、保定期間の通院費まで含めて総額で考えることが重要です。
目安として装置代は400,000〜600,000円程度で、通院や保定に関する費用が追加されます。
また、費用は治療範囲や難易度、医院の料金体系、保証内容によって変動し、追加アライナーや紛失・破損、治療延長、むし歯治療などで追加費用が発生する可能性もあります。
契約前に「何が含まれて、何が別途か」を見積書で明確にしておくことが、後悔しないポイントです。
保険適用は原則として対象外ですが、機能改善目的など一定条件で医療費控除の対象となる場合があります。装着時間を守って計画どおりに進めることは、治療結果だけでなく費用面でも大きなメリットにつながります。
インビザライン・ファーストを検討されている方は、を検討されている方は、名古屋市中区にある、みさとデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。
当院では、患者さまが何を望まれているか、何に悩まれているかを一番に考えて治療を行っています。また、機能面だけでなく、見た目も理想的な口元を目指します。
一般歯科だけでなく、矯正治療やホワイトニング、予防歯科などにも力を入れております。当院のホームページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。





