
こんにちは!愛知県名古屋市中区新栄にあるみさとデンタルクリニックです。
「定期的に検診を受けながらお口の健康を維持したい」「虫歯の再発を防ぎたい」とお考えの方は多いのではないでしょうか?
当院では、現在のお口の状態だけでなく、過去の治療歴や再発リスクも考慮しながら治療をご提案しています。
本記事では実際に当院で治療を行った症例をご紹介します。
治療前後の変化や、セラミック治療のメリット・デメリットについても詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!
みさとデンタルクリニックのセラミック治療について詳しくは当院サイトの「美しいセラミックによる治療」のページも併せてご覧ください。
目次
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「骨が溶けていると言われた奥歯が心配」セラミック症例
「骨が溶けていると言われた奥歯が心配」症例概要

| 通院時年齢 | 30代 |
| 性別 | 男性 |
| 通院目的 | 定期検診とあわせて、骨が溶けていると言われた奥歯の状態を確認してほしい |
| 診断 | 不適合修復物:右上7・5、左上4、
歯根破折:左上6 |
| 治療内容 | 左上5-7、右下5-7、左下5-7:ジルコニアブリッジによる補綴
右上7、上顎前歯、左下4:ジルコニアクラウンによる補綴 右上5、左上4:e-maxインレーによる修復 |
| 通院期間・回数 | 6ヶ月・17回 |
| 費用 | 1,191,300円(税込) ※自由診療 |
| リスク・副作用 | かみ合わせや食いしばり、歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れる可能性があります。
また、生活歯を削合するため神経治療が必要になる場合があります。 |
患者様の主訴「骨が溶けていると言われた奥歯が心配」
患者様は過去に複数の虫歯治療を受けており、虫歯の再発を防ぎたいとの思いから定期的に歯科検診を受けられていました。
今回は引っ越しに伴い当院を受診され、定期検診とあわせて、以前から骨が溶けていると言われていた左上奥歯の状態についても詳しく確認したいとのご希望がありました。
セラミック補綴治療とは
当院のサイトでは、セラミック補綴治療の特徴や利点を詳しく解説しています。以下もあわせてご覧ください。
「骨が溶けていると言われた奥歯が心配」セラミック症例の治療内容
初診時の状態


骨が溶けていると言われた左上奥歯
左上6番には歯根を取り囲むような骨吸収が認められました。
以前から骨が溶けていると言われていた歯であり、現在の状態や原因を詳しく確認する必要がありました。
不適合な補綴物の存在
右上7・5番、左上4番には適合性が低下した修復物が認められました。
また、上顎・下顎ともに過去に治療された金属の詰め物や被せ物が多数装着されており、補綴物と歯の境目には二次う蝕のリスクが存在していました。現時点ですぐに再治療が必要な状態ではありませんでしたが、今後の歯の健康を長く維持するためには適切な管理と治療が必要な状態でした。
主治医の見解
骨吸収の原因について
左上6番について詳しく診査した結果、歯根破折が認められました。また、骨吸収は歯周病によるものではなく、歯髄壊死が起こり、それに続いて根尖部の骨吸収が進行した可能性が高いと診断しました。
このまま経過観察を続けても改善は見込めないため、感染根管治療を行うこととしました。
長期的な視点での治療方針
患者様は定期検診が習慣化されており、プラークコントロールも良好な状態でした。
そのため、現在認められている問題への対応だけでなく、今後も良好な口腔環境を維持しながら再治療のリスクをできるだけ抑えられる治療計画が必要であると考えました。
放置した場合のリスク
骨吸収の原因が改善されないまま放置すると、病変がさらに進行し、歯を残せなくなる可能性があります。
また、適合性が低下した補綴物を長期間使用すると、二次う蝕のリスクが高まり、将来的に歯質を大きく失う原因となる可能性があります。
セラミック素材(ジルコニア)のメリット

ジルコニアは、強度・適合性・生体親和性・審美性・清掃性のバランスに優れたセラミック素材です。
歯の状態に応じてクラウンやブリッジなどに活用することで、機能性と自然な見た目の両立が期待できます。
適合性
高精度に製作できるため、歯との境目にすき間ができにくい素材です。そのため汚れがたまりにくく、虫歯の再発リスクを抑えやすいとされています。
耐久性
ジルコニアは強度が高く、奥歯のブリッジにも使用される素材です。適切なメンテナンスを行うことで、長期間安定した機能が期待できます。
生体親和性
金属を使用しないため、金属アレルギーの心配が少なく、歯ぐきとのなじみも良好です。お口の中でも安心して使用しやすい素材です。
審美性
白い素材のため、周囲の歯になじみやすく自然な見た目に仕上げることができます。
清掃性
表面がなめらかで汚れが付着しにくく、毎日のブラッシングでも清潔な状態を維持しやすい素材です。
“お皿のように汚れにくい”清掃性
ジルコニアを含むセラミックは、食器にも使われる素材で、表面がなめらかなのが特長です。
適切に研磨された状態ではプラークが付着しにくく、日々のセルフケアでも清潔な状態を維持しやすいとされています。
治療プランのご提案と選定理由

左上6番については、このまま経過観察を続けても骨吸収の改善は見込めないため、感染根管治療による保存を試みました。予後不良の場合は抜歯となる可能性についても事前にご説明したうえで治療を進めましたが、最終的には予後不良と判断し、抜歯となりました。
また、左上5番と左上7番については、すでに修復物が装着されていたことから、ブリッジによる補綴治療をご提案しました。
A. ジルコニア(セラミック)による治療
強度・適合性・清掃性を重視した自由診療のプランです。
ジルコニアは奥歯のブリッジにも使用できる十分な強度を持ち、適合性や清掃性にも優れているため、長期的な安定性や再治療リスクの軽減が期待できます。
B. 保険適用のメタル補綴物による治療
保険適用の材料を使用することで、費用を抑えて治療を行うことが可能です。
一方で、適合性や清掃性、長期的な安定性の面では限界があり、将来的な管理まで考慮した場合には注意が必要であることをご説明しました。
最終的に選択された治療プラン
患者様は、「虫歯の再発を防ぎながらお口の健康を維持したい」というご希望があったため、強度・適合性・清掃性に優れたプランAのジルコニア(セラミック)による治療を選択されました。
また、左上のブリッジ治療終了後には「これを機に保険治療で行ったメタル補綴物をすべてセラミックに変えたい」とご相談いただきました。
お口の中には過去に行われた金属補綴物が複数認められていましたが、これらは保険診療として適切に機能していました。しかし、患者様は長期予後や審美性も考慮し、既存のメタル補綴物についてもセラミックでやり直したいとのご希望があったため、セラミック補綴へ変更する治療を行いました。
「骨が溶けていると言われた奥歯が心配」治療のプロセス

1. カウンセリングと診査
レントゲン撮影や口腔内診査を行い、骨吸収の状態や補綴物の適合性を確認しました。
骨吸収の原因や現在のお口の状態についてご説明し、今後の治療方針を共有したうえで治療計画を立案しました。
2. 感染根管治療と補綴治療の計画

左上6番は保存を目的として感染根管治療を行いましたが、結果として予後不良となり、抜歯となりました。
左上6番の抜歯後は、左上5番と左上7番を支台としたジルコニアブリッジによる補綴治療を行う方針としました。
3. 精密な印象採得(型取り)

補綴物が適切に適合するよう、口腔内スキャナーを用いて精密な歯型の採得を行いました。
取得したデータをもとに、ジルコニアブリッジや各種セラミック補綴物の設計を行っています。また、かみ合わせや歯と歯の間の形態まで細かく確認し、機能性と清掃性の両立を考慮した補綴物の製作につなげました。
4. 補綴物の装着と追加のセラミック治療

完成した補綴物を試適し、適合性やかみ合わせを確認したうえで装着しました。装着時には、確実な接着を行うためラバーダムを使用しています。
ご希望に応じて既存のメタル補綴物についてもセラミックへ置き換える治療を行いました。
5. 最終調整と確認
装着後はかみ合わせや違和感の有無を確認し、必要に応じて細かな調整を行いました。
補綴物が長期的に安定して機能するよう、清掃方法についてもご説明しています。
6. アフターフォロー
治療後も定期検診を継続し、補綴物の状態や口腔内環境を確認しながら良好な状態の維持に努めています。
「骨が溶けていると言われた奥歯が心配」症例のビフォーアフター

Before: 骨吸収と不適合な補綴物が認められた状態
左上6番には歯根を取り囲むような骨吸収が認められ、原因を詳しく調べる必要がある状態でした。
お口の中には適合性が低下した補綴物や金属の詰め物・被せ物が多数装着されており、今後の管理や虫歯の再発リスクについても考慮が必要でした。
After: セラミック補綴による機能面・審美面の改善
治療後はジルコニアブリッジやセラミック補綴物により機能面・審美面ともに改善しました。
治療後もプラークコントロールレコードは毎回一桁を維持しており、良好な口腔衛生状態を保たれています。噛み合わせの違和感や神経の炎症も落ち着き、見た目も綺麗になったことで喜んでいただけています。
昔治療したかぶせ物や詰め物のお悩みは”みさとデンタルクリニック”にご相談ください
「昔治療した詰め物や被せ物の状態が気になる」「虫歯の再発をできるだけ防ぎたい」とお考えではありませんか?
みさとデンタルクリニックでは、現在のお口の状態だけでなく、過去の治療歴や将来的なリスクまで考慮した治療をご提案しています。
適合性の高いセラミック補綴を用いることで、見た目の改善だけでなく、二次う蝕のリスク軽減や長期的な口腔管理につなげることが可能です。また、デジタル技術を活用した精密な治療により、機能性と審美性の両立を実現します。
よくあるご相談
- 銀歯の見た目が気になる
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