こんにちは。名古屋市中区新栄、千種駅から徒歩8分にある「みさとデンタルクリニック」です。

出っ歯が気になり、マウスピース矯正で治せるのか知りたい方もいるのではないでしょうか。透明なマウスピースを使用する矯正方法は装置が目立ちにくいため、仕事や学校などで周囲の視線が気になる方も検討しやすい方法です。
しかし、出っ歯の原因や歯並びの状態によっては、マウスピース矯正だけでは対応が難しいケースもあります。そのため、治療を始める前に、自分の出っ歯にマウスピース矯正が対応できるのかを確認することが大切です。
この記事では、出っ歯を放置するリスクをはじめ、マウスピース矯正で治療できるケースやメリット、治療時の注意点について解説します。
出っ歯とは

出っ歯とは、上の前歯が下の前歯よりも大きく前に出ている噛み合わせのことで、歯科では上顎前突と呼ばれます。
原因は一つではありません。上の前歯が前方へ強く傾いている場合のほか、上顎と下顎の位置関係によって上の歯が前に出て見える場合もあります。たとえば、上顎が前方に位置していたり、下顎が小さかったりうしろに位置していたりするケースです。
このように、同じ出っ歯でも歯の傾きが原因なのか、顎の骨格が関係しているのかによって治療方法は異なります。見た目だけでは判断できないため、マウスピース矯正を検討する際は歯科医院で検査を受け、歯並びや噛み合わせ、顎の状態を確認することが大切です。
出っ歯を放置するリスク

出っ歯をそのままにしていると、歯並びや噛み合わせの状態によっては、見た目だけでなくお口の健康や日常生活に影響する場合があります。ここでは、出っ歯を放置することで考えられる主なリスクについて解説します。
虫歯や歯周病のリスクが高まる
出っ歯の程度によっては、前歯が邪魔をして唇を閉じにくく、口が開いた状態になることがあります。口が開いている時間が長いと、口の中が乾燥しやすくなります。
唾液には、食べかすや細菌を洗い流し、口の中を清潔に保つ役割があります。そのため、口の中が乾燥すると唾液の働きが弱まり、虫歯や歯周病につながる可能性があるのです。
発音に影響を及ぼす
言葉を発音するときは、舌や唇、顎などを動かし、口の中を通る空気を調整してさまざまな音を作ります。歯も発音に関わっているため、出っ歯によって前歯の位置や噛み合わせに問題があると、発音に影響が出る場合があります。
見た目のコンプレックスにつながる
出っ歯は前歯が前方に出ているため、歯並びだけでなく、横から見たときの口元の印象にも影響することがあります。そのため、自分の歯並びや口元が気になり、見た目に自信を持ちにくくなる方もいます。
口元は会話をしたり笑ったりするときに目につきやすい部分です。出っ歯を気にすることで、人前で笑うことや写真に写ることに抵抗を感じるなど、日常生活で心理的な負担につながる場合もあるでしょう。
顎関節に負担がかかる
出っ歯によって上下の歯がうまく噛み合わない場合、食べ物を噛むときの顎の動きに影響することがあります。噛み合わせの状態によっては、顎の関節や周囲の筋肉に負担がかかる可能性もあります。
顎に負担がかかると、口を開けたときに痛みを感じる、口を大きく開けにくい、顎を動かしたときに音がするといった症状がみられることがあります。
前歯をぶつけやすくなる
出っ歯で上の前歯が大きく前に出ていると、転んだり人や物にぶつかったりしたときに、前歯が衝撃を受けやすくなります。前歯が前方に出ているほど、唇などで前歯を守りにくくなる場合もあります。
前歯を強くぶつけると、歯が欠けたり折れたりするほか、ぐらついたり位置がずれたりすることがあります。また、見た目には変化がなくても歯の内部に影響が及ぶ場合があります。
マウスピース矯正で出っ歯は治せる?

出っ歯の状態によっては、マウスピース矯正で改善できる場合があります。マウスピース矯正は、形の異なる透明なマウスピースを順番に装着し、少しずつ歯を動かして歯並びや噛み合わせを整える治療方法です。
たとえば、前歯の傾きによって出っ歯になっている場合などは、マウスピース矯正が治療方法の一つになることがあります。前歯をうしろへ動かすためのスペースが足りない場合は、歯を並べるためのスペースを確保する処置や、抜歯が必要になるケースもあります。
一方、上顎が大きく前に出ている、下顎が小さいなど、顎の骨格が大きく関係している出っ歯では、歯を動かすだけでは十分に改善できないことがあります。このような場合は、ほかの矯正方法や外科的な治療を含めて検討することがあります。
出っ歯の原因や程度は一人ひとり異なります。マウスピース矯正で治療できるかどうかは見た目だけでは判断できないため、歯科医院で検査を受け、歯並びや噛み合わせ、顎の状態を確認することが大切です。
マウスピース矯正で出っ歯を治すメリット

マウスピース矯正には、装置の見た目や日々のお手入れなど、治療中の生活に関するさまざまなメリットがあります。ここでは、マウスピース矯正で出っ歯を治療する主なメリットについて解説します。
装置が目立ちにくい
マウスピース矯正では、透明なマウスピースを歯に装着して治療を進めます。そのため、金属製のワイヤーやブラケットを使用する矯正方法と比べて、口を開けたときに矯正装置が目立ちにくい点がメリットです。
会話をするときや笑ったときにも装置が目につきにくいため、矯正中の口元が気になる方でも治療を続けやすいでしょう。仕事や学校など人と接する場面でも、見た目への影響を抑えながら歯並びを整えられます。
取り外しができて衛生的
マウスピース矯正で使う装置は自分で取り外せます。ワイヤー矯正のように装置が歯に固定されていないため、ふだんと同じように歯ブラシを当てやすく、歯と歯の間もデンタルフロスなどで清掃できます。
また、取り外したマウスピースも洗えるため、歯だけでなく装置も清潔に保ちやすい点がメリットです。
痛みや違和感が少ない
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比べて、治療を始めた頃の痛みが少ない場合があります。マウスピースを定期的に交換しながら、歯に少しずつ力をかけて歯並びを整えていくためです。
また、金属製のワイヤーやブラケットを使用しないので、装置が頬や唇の内側に当たる刺激も抑えられます。口の中を傷つけるリスクも少なく、治療中の痛みや違和感を軽減しやすいことがメリットです。
金属アレルギーの方でも受けられる
マウスピース矯正で使用するマウスピース本体には、金属が使われていません。そのため、金属アレルギーがある方でも治療を受けられます。
金属製のワイヤーやブラケットを使う矯正方法とは異なり、マウスピースを使って歯並びを整えていくため、金属によるアレルギー反応の心配を抑えられる点がメリットです。
マウスピース矯正で出っ歯を治すときの注意点

マウスピース矯正で出っ歯を治療する際は、治療できる範囲や装着時間、お手入れなど、事前に知っておきたい点があります。治療を計画どおりに進めるためにも、主な注意点を確認しておきましょう。
すべての出っ歯に対応できるわけではない
マウスピース矯正ですべての出っ歯を治療できるわけではありません。出っ歯の程度や歯を動かす距離などによっては、マウスピースだけでは治療が難しい場合があります。
また、上顎が大きく前に出ている、下顎が小さいなど、顎の骨格が原因となっている出っ歯では、歯を動かすだけで十分な改善が得られないこともあります。その場合は、ワイヤー矯正や外科的な治療など、別の方法を検討することがあります。
どの方法で治療できるかは、歯科医院で歯並びや噛み合わせ、顎の状態を確認して判断します。
装着時間を守る必要がある
マウスピース矯正では、歯に必要な力をかけ続けるために、決められた装着時間を守ることが大切です。マウスピースを外している時間が長くなると、歯を動かすための力が加わらず、計画どおりに治療が進まない場合があります。
歯の動きが治療計画とずれると、次に使用するマウスピースが歯に合わなくなることもあります。治療をスムーズに進めるためにも、歯科医師から指示された装着時間やマウスピースの交換時期を守りましょう。
マウスピースのお手入れが必要
マウスピースは長時間お口の中で使用するため、毎日のお手入れが必要です。取り外した際は水で汚れを洗い流すなど、歯科医師から説明された方法に沿って清潔に保ちましょう。熱湯を使うとマウスピースが変形するおそれがあるため注意が必要です。
また、食べかすや汚れが歯に残ったままマウスピースを装着すると、虫歯などの原因につながります。食後は歯を磨いてから装着しましょう。取り外している間は、紛失や破損を防ぐために専用のケースで保管することも大切です。
マウスピース矯正で出っ歯を治す場合にかかる費用

マウスピース矯正の費用は、治療する範囲によって異なります。前歯など限られた範囲を整える部分矯正の場合は30万〜60万円程度、奥歯を含めて歯並びや噛み合わせ全体を整える全体矯正の場合は60万〜120万円程度が目安です。
出っ歯の程度が軽く、前歯を中心とした治療で対応できる場合は、部分矯正を行えることがあります。
一方、前歯をうしろへ動かすために奥歯を含めた調整が必要な場合や、噛み合わせ全体を整える必要がある場合は、全体矯正が検討されます。どちらの方法で治療するかは、歯並びや噛み合わせを確認したうえで判断します。
一般的な出っ歯の矯正治療は原則として保険が適用されない自由診療です。料金は歯科医院によって異なるため、治療を始める前に総額を確認しておきましょう。
マウスピース矯正で出っ歯を治す場合にかかる期間

出っ歯をマウスピース矯正で治す場合にかかる期間は、歯並びの状態や治療する範囲によって異なります。前歯を中心に整える部分矯正では数か月〜1年程度、奥歯を含めて歯並びや噛み合わせ全体を整える全体矯正では1年半〜3年程度が目安です。
前歯をうしろへ大きく動かす必要がある場合や、歯を並べるスペースを作るために抜歯が必要な場合は、その分治療に時間がかかることがあります。また、マウスピースの装着時間を守れていないと、予定どおりに歯が動かず、治療期間が長くなる可能性があります。
歯並びが整ったあとは、歯が元の位置へ戻るのを防ぐためにリテーナーという装置を使用します。治療前の検査や診断によっておおよその治療期間を確認できますが、実際の歯の動き方やマウスピースの装着状況などによって、予定より治療期間が長くなる場合もあるのです。
まとめ

出っ歯は、前歯の傾きや上下の顎の位置関係などが関係しています。状態によっては、口の中が乾燥して虫歯や歯周病のリスクにつながったり、前歯をぶつけやすくなったりすることがあります。
マウスピース矯正は、出っ歯を改善する方法の一つです。装置が目立ちにくく、取り外して歯磨きができるなどのメリットがあります。
ただし、出っ歯の原因や程度によっては、マウスピース矯正だけでは治療が難しい場合もあります。そのため、出っ歯が気になる方は歯科医院を受診し、歯並びや噛み合わせ、顎の状態を詳しく診てもらいましょう。
マウスピース矯正を検討されている方は、名古屋市中区にある、みさとデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。
当院では、患者さまが何を望まれているか、何に悩まれているかを一番に考えて治療を行っています。また、機能面だけでなく、見た目も理想的な口元を目指します。
一般歯科だけでなく、矯正治療やホワイトニング、予防歯科などにも力を入れております。当院のホームページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。






