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歯科医院で受けられるブラッシング指導!メリットを解説

2025.04.09

こんにちは。名古屋市中区にある、みさとデンタルクリニックです。

歯科医院での定期健診の様子

毎日欠かさず歯を磨いているのに、どうして虫歯や歯周病を予防できないのだろうと疑問を感じたことはありませんか。虫歯や歯周病になるのは、自己流の歯磨きが原因かもしれません。

自分では丁寧に磨いているつもりでも、実際には磨き残しが多いケースは少なくありません。それが、お口のトラブルを招くのです。

この記事では、歯科医院で受けられるブラッシング指導について詳しく解説します。ブラッシング指導の内容やメリット、指導の流れ、自宅で行うセルフケアのポイントまで紹介していますので、歯の健康を守るための参考にしてください。

ブラッシング指導とは

ブラッシング指導をする歯科衛生士

歯科医師や歯科衛生士が、効果的な歯磨きの方法をマンツーマンで指導するのがブラッシング指導です。患者さま一人ひとりの口腔内の状態や歯並び、生活習慣などを考慮して、患者さまにあった方法を指導します。

虫歯や歯周病の主な原因となるプラークは、日々の歯磨きによって除去できます。

しかし、自己流の歯磨きでは磨き残しが生じやすく、それが虫歯や歯周病の原因となることが少なくありません。指導時には、歯ブラシの選び方から、歯間ブラシなど補助的清掃用具の使い方まで、お口の状態に合わせたきめ細やかなアドバイスが受けられます。

専門家の指導を受けることで、自分に合ったセルフケアの方法が習得でき、自宅でも効率的なケアを行えるようになります。これにより、口腔の健康を効果的に維持・向上させられるでしょう。

ブラッシング指導を受けるメリット

ブラッシング指導を受けるメリットイメージ

指導を受けることには、さまざまなメリットがあります。以下に、具体的な内容を詳しく解説します。

自分に合った正しい磨き方がわかる

デンタルフロスや歯間ブラシの選び方や使い方、奥歯の特に磨きにくい部分をどう磨けば良いかなどは、患者さまによって異なります。ブラッシング指導では、患者さま一人ひとりの口腔内の状態や悩みに合わせた具体的なアドバイスを受けることができます。

このような、個々の状況に合わせたオーダーメイドの指導により、自己流では落としきれなかった汚れも効果的に除去できるようになります。

磨き残しが多い場所や原因を特定できる

ブラッシング指導を受ければ、自分の磨き方の癖や、磨き残しやすい場所を具体的に知ることができます。これにより、その部分を意識して丁寧に磨くことができ、改善に繋げやすくなります。

虫歯や歯周病の予防につながる

虫歯や歯周病の主な原因は、歯の表面に付着した細菌の塊であるプラークです。正しくセルフケアができるようになれば、プラークを効果的に除去でき、これらの病気のリスクを大幅に減らすことが可能です。

歯磨きに対するモチベーションが向上する

歯科衛生士は、患者さまの口腔内の健康をサポートする専門家です。指導を通じて、歯磨きの重要性や正しい方法を丁寧に説明してくれるだけでなく、励ましの言葉をかけてくれることもあります。

専門家からのポジティブなフィードバックは、モチベーションを高め、毎日のケアを継続する大きな力となります。また、疑問や不安な点があれば気軽に相談できるため、安心して歯磨きに取り組むことができます。

口臭の改善が期待できる

磨き残しによる細菌の繁殖は、口臭の原因の一つです。正しいケア方法で歯や歯の隙間の汚れをしっかりと落とすことで、細菌の数を減らし、口臭の改善に繋がる可能性があります。

また、丁寧に歯を磨いた後は、お口の中がすっきりとして爽快感が得られます。この爽快感も、毎日の歯磨きを習慣化するための大切な要素となります。

歯の寿命を延ばすことができる

生涯にわたって自分の歯で食事を楽しむためには、日々の丁寧なセルフケアが欠かせません。適切なブラッシングを行うことで、虫歯や歯周病の予防が可能となり、結果的に自分の歯を健康に保ち続けられます。

歯科医院での指導は、そのための正しい知識と技術を習得する第一歩です。早期から適切なケアを始めることで、将来的な歯の喪失リスクを減らし、健康寿命の延伸にも貢献できます。

ブラッシング指導の流れ

ブラッシング指導を受けるため歯科医院を訪れた女性

歯科医院での指導は、通常以下のような流れで進められます。

1.現在の清掃状態の確認や問診

最初に、歯科医師または歯科衛生士が患者さまのお口の状態を確認します。歯茎の健康状態や虫歯の有無、磨き残しがある部位などを細かくチェックし、どのような指導が必要かを判断します。

さらに、患者さまの普段の歯磨きの習慣や、歯や歯茎に関する悩み、気になることなどを詳しく問診します。

2.磨き方のチェック

患者さまが普段どのように歯を磨いているかを観察します。歯ブラシの持ち方や動かし方、力加減、磨き残しやすい箇所などを確認し、必要な改善ポイントを洗い出します。

このとき、歯垢染色液を用いてプラークを赤く染め、磨き残し部分を視覚的に確認できる方法を実施することもあります。これにより、患者さま自身が普段の歯磨きでどこに磨き残しが多いのかが分かりやすくなります。

3.ブラッシング方法の指導

患者さまのお口に合う歯ブラシの選び方や、持ち方、力加減、磨く順序、磨きにくい部位のケア方法など、ブラッシング方法を指導します。歯ブラシでは清掃が困難な歯と歯の間や、歯周ポケットの汚れを除去するために、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方を指導します。

4.フィードバックと指導後の確認

最後に、指導を受けた後のブラッシングを再度チェックします。改善が見られるかを評価し、さらなるアドバイスや疑問点への回答を行います。

患者さまが不安を解消し、正しい方法を完全に理解できるようサポートします。

5.定期的なチェックと再指導

ブラッシング指導は一度で終わるものではありません。定期的な歯科検診の際に清掃状態を確認し、必要に応じて再度指導を行います。

これにより、患者さまのモチベーションを維持し、正しいブラッシング技術の定着をサポートします。

自宅で歯磨きをするときのポイント

自宅でデンタルフロスをして口腔ケアを徹底する女性

ブラッシング指導を受けた後は、自宅での歯磨きをより効果的に行うために、以下のポイントを意識しましょう。

自分に合った歯ブラシを使う

歯ブラシはヘッドが小さめで、持ちやすいものを選びましょう。毛先の硬さは、歯茎の状態に応じて歯科衛生士に相談して決めるとよいでしょう。

また、使用後の歯ブラシはきれいに洗い、風通しの良い場所で保管しましょう。毎日使用しているうちに毛先が開き劣化した歯ブラシは、清掃効率が低下するだけでなく、歯茎を傷つける原因にもなります。

衛生面も考慮し、1ヶ月から1ヶ月半ごとに新しいものに交換すると良いでしょう。

目的に合った歯磨き粉を選ぶ

虫歯予防には、フッ素配合の歯磨き粉が効果的です。フッ素は、歯の質を強化して虫歯を引き起こす酸の生成を抑える効果があります。さらに、歯周病予防には抗菌作用のある成分や歯茎を健康に保つ成分が含まれた歯磨き粉がよいでしょう。

知覚過敏の症状を和らげるためには、硝酸カリウムなど、刺激を軽減する成分が配合されたものを選ぶと良いでしょう。

ただし、どのような歯磨き粉を使用していても、正しい歯磨き方法を実践しなければ、その効果を十分に発揮できません。プラークをしっかり取り除けるよう、指導を受けた方法を実践しましょう。

正しい歯磨き方法を継続する

小刻みにブラシを動かす、歯と歯茎の境目や奥歯を丁寧に磨くなど、指導を受けた歯磨きの方法を続けていきましょう。さらに、奥歯から前歯へ、上の歯から下の歯へなど磨く順番を決めると、磨き残しを防ぎやすくなります。

デンタルフロスや歯間ブラシを活用する

歯ブラシだけでは取り除けない歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスや歯間ブラシで清掃することが大切です。さまざまなタイプやサイズのものが販売されているため、自分に合ったものを選べるようアドバイスをもらうと良いでしょう。

食後と就寝前に歯を磨く

歯磨きは毎食後に行いましょう。外出時など磨くのが難しい場合でも、少なくとも朝と就寝前には必ず歯を磨くことが重要です。特に、寝ている間は唾液の分泌量が減少し、細菌が繁殖しやすくなるため、就寝前の歯磨きは非常に重要です。

まとめ

歯科医院でのブラッシング指導を促す歯科衛生士

歯科医院で受けられるブラッシング指導は、正しいセルフケアの方法を学び、虫歯や歯周病を予防するために非常に有効です。自己流の磨き方では落としきれない汚れも、プロの指導を受けることでしっかり除去できるようになります。

正しいセルフケアの方法を身につけ、将来的なトラブルを防いで健康な歯を維持できるように、ぜひ歯科医院でのブラッシング指導を受けましょう。

歯科医院のブラッシング指導に興味がある方は、名古屋市中区にある、みさとデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。

当院では、患者さまが何を望まれているか、何に悩まれているかを一番に考えて治療を行っています。また、機能面だけでなく、見た目も理想的な口元を目指します。

一般歯科だけでなく、矯正治療やホワイトニング、予防歯科などにも力を入れております。当院のホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

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