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「前歯の色が気になる キレイにしたい」セラミック症例

2025.04.15

目次

前歯の色が気になるキレイにしたい

こんにちは!愛知県名古屋市中区新栄にあるみさとデンタルクリニックです。

「昔入れた銀歯が目立って気になる」「自然な歯に見える治療を受けたい」といったお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
当院ではそうしたお悩みを解消するために、見た目も機能も優れたセラミック治療を提供しています。

本記事では実際に当院で治療を行った症例をご紹介します。
治療前後の変化や、セラミック治療のメリットデメリットについても詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

みさとデンタルクリニックのセラミック治療について詳しくは当院サイトの「美しいセラミックによる治療」のページも併せてご覧ください。

この症例の関連動画はこちら

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[動画版]「前歯の色が気になる キレイにしたい」セラミック症例

前歯の色が気になる キレイにしたい」症例概要

限定解除項目

通院時年齢 性別 通院目的 診断 治療内容 治療期間・回数 費用※自由診療となります。 リスク・副作用
50歳 女性 上の前歯の色をきれいにしたい 変色歯、硬質レジンの劣化による審美障害 オールセラミック 4週間 通院回数3回 547800円(税込)

※保険適用外の自由診療になります

かみ合わせや食いしばり、歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れる可能性があります。

患者様の主訴「前歯の色が気になる キレイにしたい

この患者様は50歳の女性で「前歯の色をどうにかきれいにしたい」というお悩みを長年抱えていらっしゃいました。
過去に「削ると歯が弱る」と聞いていたため躊躇していたそうですが、息子さんの結婚式がきっかけとなり「セラミックで前歯をきれいに治したい」とご相談をいただきました。

セラミック補綴治療とは

当院のサイトにてさらに詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

初診時の患者様の状態と主治医の見解

初診時の患者様の状態

1. 変色歯

上の前歯に「ブラウンスポット」と呼ばれる、部分的に濃い茶色の変色があり、かなり目立っていました。

2. 被せ物の素材

硬質レジン前装冠(表面がレジンのかぶせ物)で、長年の使用により光沢が失われ、黄色っぽく変色。
金属を使わないオールセラミックと比べ、透明感や色調が天然歯と異なり、暗く見える傾向があります。

3. 歯の詰め物の色の経年変化

歯と歯の間にあるレジン充填も色が変わり、審美面に影響を与えていました。

「前歯の色が気になる キレイにしたい」セラミック症例の治療内容

虫歯の再発を防ぐため「オールセラミック」のクラウンをご提案

虫歯をしっかり治療したあとも、再発を防ぎつつ機能的で美しい仕上がりを目指すためにオールセラミックをおすすめしています。
その主な理由は以下のとおりです。

オールセラミックの4つのポイント!

1. 高い適合性

オールセラミックは、歯科技工の段階で非常に精密に作製できるため、歯との境目(マージン)を極力小さくできます。

歯と被せ物の間に隙間があると、そこに細菌が入り込んで二次う蝕(再度むし歯が発生すること)を引き起こしやすいですが、適合性が高いことで細菌の侵入リスクを抑えられ、再発防止につながります。

2. 優れた耐久性

セラミックは天然歯と近い硬さを備えているため、普段の食事や噛み合わせによる負荷にも耐えやすい特長があります。

耐久性が高い分、経年劣化による変色や変形が少なく長期間にわたって安定した状態を保ちやすいのです。
とくに前歯の場合、硬さと強度のバランスが重要で、セラミックはその点でも理想的といえます。

3. 生体親和性

金属を一切使用しないので、金属アレルギーのリスクや金属特有のサビを心配せずに済みます。

歯茎に黒ずみが出てしまうようなトラブルも起こりにくく、周囲の歯肉組織にも優しい素材です。
口腔内の環境に馴染みやすいことから、歯茎との相性が良く、長期的にみても負担を軽減できるのが生体親和性の大きなメリットです。

4. 美しい見た目

透明感や色調の再現度が高く、まるで自分の歯のように仕上げられるのがオールセラミックの最大の魅力です。

前歯のように目立つ部位でも周囲の天然歯と調和しやすく、自然に馴染ませることが可能です。
経年変化による着色も起こりにくいため、長期間きれいな白さを維持できるのが特徴です。

当院では虫歯の治療だけでなく、その後の再発防止も重要だと考えています。
オールセラミックは再発リスクを抑えつつ美しさと機能性を両立できる選択肢です。

ぜひ一緒に理想の治療を目指しましょう!

1. 診断と主訴の原因特定

診断と主訴の原因特定

硬質レジン前装冠(右上1番・右上2番)の黄ばみと光沢の喪失

もともと白い素材(レジン)で表面を覆った被せ物ですが、長期間使い続けるうちにレジンが変色し、光沢が失われてしまいました。
金属ベースの被せ物と違い、経年劣化によってくすんだ色に変わる点が審美的な問題を引き起こしています。

天然歯の変色(ブラウンスポット)

上の前歯全体にわたって部分的に濃い茶色のシミのような変色、ブラウンスポットが見られます。

ブラウンスポットはエナメル質の形成不全やミネラルの沈着などさまざまな要因で起こることが多く、通常のホワイトニングでは十分に改善しない場合があります。

レジン充填の変色

歯と歯の間の虫歯治療跡に入っているレジンが黄色みを帯びており、周囲の歯との色差が大きく見える状態でした。

レントゲン診査の結果、以前に根管治療(神経の治療)を受けた歯には大きな問題は見られませんでしたが、色調と素材の劣化によって審美障害が生じていると判断しました。
今後の治療では、色の統一感や歯の健康維持を両立できるアプローチが必要と考えられます。

2. 治療プランの作成(ご提案)

ご提案した治療プラン

患者様の前歯には 強い変色 が見られ、既存の硬質レジン前装冠も経年劣化により黄ばみや光沢の喪失が進んでいました。
加えて、歯と歯の間に詰められたレジン充填材も変色し、周囲の歯との色調の違いが目立ってしまっている状態でした。

そこで、審美性と機能性の両方を考慮したうえで、以下の3つの治療プランを提案しました。

A. オールセラミックによる補綴

現在の被せ物(硬質レジン前装冠)をすべてオールセラミックに交換し、変色した天然歯も適切に削って補綴(ほてつ) することで、歯全体の色調を統一させる方法です。

オールセラミックは金属を一切使用しないため、透明感があり自然な白さを再現できます。
耐久性にも優れており、経年劣化による変色や金属の露出といった問題が起こりにくいため、長期的に安定した美しさ を保つことが可能です。

さらにセラミックは歯との適合性が高く、被せ物と歯の境目に細菌が侵入しにくいため、虫歯の再発リスクも軽減 できます。

B. ホワイトニング

ホワイトニングは歯の表面に専用の薬剤を塗布し、内部の色素を分解して白さを引き出す方法です。

歯を削ることなく色を改善できるため、天然歯を最大限に残したい方には適した選択肢となります。
しかし今回の患者様の場合、前歯の変色は 「ブラウンスポット」と呼ばれる部分的な濃いシミ であり、ホワイトニングだけでは完全に消すことが難しい可能性がありました。

特に、変色の程度が強い場合、ホワイトニングを何度行っても 色のムラが残る 可能性があり、審美的な満足度が得られないリスクがありました。

C. オールセラミック+ラミネートベニア

既存の被せ物(硬質レジン前装冠)はオールセラミックに交換し、天然歯には「ラミネートベニア」と呼ばれる薄いセラミックを貼り付ける方法で審美性を改善します。

ラミネートベニアは歯の表面を最小限だけ削るため、歯のダメージを抑えることができます。
しかし、今回のケースでは変色が特に強く、ラミネートベニアでは下地の色が透けてしまい、暗い印象が残る 可能性がありました。
さらにオールセラミックの被せ物との色の統一が難しくなることも懸念されました。

審美的な仕上がりを考えた場合、すべてをオールセラミックで補綴するほうが、より自然で美しい仕上がりになる と判断しました。

歯科治療の大原則は「天然歯をなるべく残す」ことですが、今回は変色が著しく、ラミネートベニアのみでは満足のいく色にならないと判断しました。
そこで、神経(歯髄)を残せるかを十分に検討しつつ、プランAであるオールセラミックの被せ物で対応するという結論になりました。

3. 「既存の被せ物の交換」治療のプロセス

「既存の被せ物の交換」治療のプロセス

患者様が選択された プランA:「セラミックによる修復・補綴」 を中心に治療を行います。以下が具体的な流れです。

1. 治療開始前

口腔内・笑顔の写真撮影

治療前の状態を詳細に記録し、患者様ご本人にも現状を正しく把握していただきます。
技工士へも色調・形状の情報を正確に共有できます。

仮歯の装着

治療完了後のイメージを共有するため、まず仮歯を入れます。
鏡で色や形を確認し、患者様のご希望に合わせて微調整を行い、最終的な仕上がりの方向性を決めます。

2. 被せ物の製作

デジタルスキャナーによる型取り

最新の機器を使って歯型を正確に取得し、リアルタイムで技工士と連携
歯のサイズや噛み合わせの情報をもとに、カスタムメイドの被せ物を設計します。

審美性と機能性の両立

患者様の要望や口腔内の条件を踏まえ、最終的な歯の形態と色調を仮歯段階で確認しながら進めます。
「自分の歯のように自然だけど美しく」が目標です。

3. 最終装着

形状・色調・咬合(かみ合わせ)のチェック

完成したオールセラミックを実際に装着して微調整します。
お顔全体とのバランスを見ながら、患者様にも鏡で仕上がりを確認していただきます。

1本1本のクラウン装着

今回は前歯の形をより自然に見せるため、個別にクラウンをセットして左右の形や丸みを整えました。
患者様の口元に合わせた細やかなデザインを可能にします。

4. 治療後のフォローアップ

定期的な経過観察

治療後は、装着感や色の維持などを確認するため、定期検診を受けていただきます。
軽微な噛み合わせの変化にも対応しやすく、長期間きれいな状態を保てます。

ホームケア指導

着色しやすい飲み物・食品の注意点や、歯磨きで気をつけるポイントをお伝えします。
日々のセルフケアと定期的なプロのチェックで、美しさを長持ちさせることができます。

前歯の色が気になる キレイにしたい」症例のビフォーアフター

ビフォーアフター

変色歯と劣化したレジン前装冠から、自然な白さを取り戻す

この治療によって、昔から気になっていたブラウンスポットや硬質レジンの黄ばみが解消され、自然な白さを備えた前歯になりました。
色や形の調整は患者様の満足度に直結するため、技工士との連携や患者様とのコミュニケーションが欠かせません。

今回は「前歯の色が気になる キレイにしたい」という患者様のセラミック症例をご紹介しました。

歯の色や形でお悩みの方は、ぜひ一度みさとデンタルクリニックへご相談ください。
自分の歯を生かしつつ、長期間快適に使える治療法を見つけるお手伝いをいたします。

一緒に理想の笑顔を実現しましょう。

昔治療したかぶせ物や詰め物のお悩みは”みさとデンタルクリニック”にご相談ください

「昔治療したかぶせ物や詰め物が気になる」「銀歯が目立って笑顔に自信が持てない」「古い詰め物が取れそうで不安」など、歯の見た目や健康に関するお悩みはありませんか?

みさとデンタルクリニックでは審美性と機能性を兼ね備えた治療を提供しています。
昔治療した銀歯や詰め物を天然歯のような白いセラミックに交換することで、笑顔に自信を取り戻し歯の健康を長く維持することが可能です。

また、最新のデジタル技術を使用することで患者様一人ひとりに最適な治療計画を立て、短期間で自然な仕上がりを実現します。

よくあるご相談

  • 銀歯の見た目が気になる
  • 古いかぶせ物が不安定になってきた
  • かぶせ物の下に虫歯があると言われた
  • 安全で体に優しい素材を使いたい

当院のセラミック治療はこんな方におすすめです!
無料カウンセリングで詳しい治療内容や費用についても丁寧にご説明いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください!

お問い合わせ方法

“気になった今が治療のチャンスです!” ぜひ一度みさとデンタルクリニックにご相談ください。

 

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