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インビザライン・ファーストとは?こどもの歯の健康を守るための方法

こんにちは。名古屋市中区にある、みさとデンタルクリニックです。

こどもの歯並びが気になり、インビザライン・ファーストを検討している方もいるのではないでしょうか。インビザライン・ファーストは、こどものための矯正治療です。顎の発育をサポートするとともに、歯並びを整えます。

今回は、インビザライン・ファーストとはどのような治療法なのか、メリット・デメリットについて解説します。インビザライン・ファーストを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

インビザライン・ファーストとは?

インビザライン・ファーストは、乳歯と永久歯が混在する時期に行う「子どものためのマウスピース型矯正治療」です。ここでは、インビザライン・ファーストの基本的な仕組みと、一般的な小児矯正との違いをわかりやすく説明します。

インビザライン・ファーストはどんな矯正治療?

インビザライン・ファーストは、乳歯から永久歯へと生え変わる「混合歯列期」に行う小児矯正の一つです。成長途中のお子さまの顎の発育をサポートしながら、これから生えてくる永久歯のためのスペースを確保し、同時に前歯などの歯並びを整えることを目的としています。

使用する装置は、透明で薄いマウスピース型の矯正装置です。歯科医師が立てた治療計画に沿って、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、少しずつ歯を動かしていきます。ワイヤーやブラケットを歯に固定する方法とは異なり、装置は取り外しが可能です。

マウスピース矯正としての特徴

インビザライン・ファーストのマウスピースは、透明なプラスチック素材で作られており、装着していても周囲からは気づかれにくい見た目です。金属のワイヤーを使わないため、金属アレルギーが心配な方にも選択肢となり得ます。

マウスピースはお子さま一人ひとりの歯並びや顎の大きさに合わせてオーダーメイドで作製されます。治療開始前に専用のシミュレーションソフトを用いて歯の動きを予測し、そのデータをもとに複数枚のマウスピースが一括で製作される仕組みです。

装着時間と日常生活への影響

マウスピースは、食事や歯磨きのときには取り外すことができますが、十分な治療効果を得るためには、1日20〜22時間の装着が推奨されています。食事と歯磨き以外の時間は、基本的に常に装着して過ごすイメージです。

装着時間が不足すると、歯が計画どおりに動かず、治療期間が延びたり、追加のマウスピースが必要になったりする場合があります。そのため、ご家族とお子さまが協力して装着時間を管理することが大切です。

小児矯正の1期治療としての位置づけ

子どもの矯正治療は、一般的に2つの時期に分けて考えられます。乳歯と永久歯が混在している時期に行う「1期治療」と、永久歯が生えそろってから行う「2期治療」です。インビザライン・ファーストは、このうちの1期治療で使用される装置です。

1期治療では、顎の成長を利用しながら歯列の幅を広げたり、永久歯が生えるスペースを確保したりすることが主な目的となります。インビザライン・ファーストは、歯列の拡大と前歯の歯並びの改善を同時に行える点が特徴です。

インビザライン・ファーストの対象年齢と適応条件

インビザライン・ファーストは「何歳から始められるのか」「うちの子は対象になるのか」といったご質問をよくいただきます。このセクションでは、一般的な対象年齢と、治療を始めるための歯の状態(適応条件)について解説します。

インビザライン・ファーストの対象年齢

インビザライン・ファーストの対象となるのは、乳歯と永久歯が混在している「混合歯列期」のお子さまです。目安としては、6〜10歳ごろが対象となることが多く、早いお子さまでは6歳前後から治療を検討する場合もあります。

ただし、「何歳だから必ずできる」「何歳だから必ずできない」といった年齢だけでの判断は行いません。実際には、歯の生え変わりの進み具合や顎の成長状態など、「歯の年齢」を重視して適応を判断します。

適応条件の目安

インビザライン・ファーストを始めるためには、歯の生え方に関していくつかの条件があります。専門的には細かな基準がありますが、一般的な目安としては次のような状態が挙げられます。

第一大臼歯(6歳臼歯)が生えていること

上下の第一大臼歯(6歳臼歯)が、しっかりと噛み合う位置まで萌出していることが一つの条件になります。6歳臼歯は、今後の噛み合わせの基準となる大切な歯であり、インビザライン・ファーストの治療計画を立てるうえでも重要な役割を果たします。

前歯が2/3以上生えていること

上の前歯(切歯)のうち、少なくとも2本以上が歯ぐきから2/3以上出ていることも条件の一つです。前歯がある程度生えていることで、マウスピースが安定してフィットし、計画どおりに歯を動かしやすくなります。

乳歯と永久歯が混在していること

上下の歯列のうち、3/4程度の範囲に乳歯またはこれから生えてくる永久歯が残っている状態が目安となります。まだ生え変わりが進行中であることで、顎の成長を利用しながら歯列を整えやすくなります。

自分での判断が難しい場合は相談を

ここまでご紹介した条件は、あくまで一般的な目安です。実際には、レントゲン写真や口腔内の検査を行い、歯の生え変わりの状況や顎の成長具合、噛み合わせの状態などを総合的に評価して、インビザライン・ファーストが適しているかどうかを判断します。

見た目だけでは判断が難しい場合も多いため、「インビザライン・ファーストができるか知りたい」「始めるタイミングを相談したい」と感じた時点で、一度歯科医院で相談されることをおすすめします。

インビザライン・ファーストのメリットとデメリット

インビザライン・ファーストには、子どもにとって取り組みやすい点が多くある一方で、注意しておきたい点もあります。ここでは、代表的なメリットとデメリットを整理してご紹介します。

インビザライン・ファーストの主なメリット

インビザライン・ファーストのメリットは、「見た目」「清掃性」「快適さ」「通院負担」の4つの観点から考えるとわかりやすくなります。

目立ちにくく、見た目のストレスが少ない

インビザライン・ファーストのマウスピースは透明なプラスチック製で、装着していても周囲からはほとんど気づかれません。

金属のワイヤーやブラケットを使用しないため、口元の見た目の変化が少なく、「矯正していることを知られたくない」「からかわれないか心配」といったお子さまの不安を軽減しやすい装置です。

思春期に入る前から歯並びのコンプレックスを和らげておくことで、学校生活や友人関係の中で、笑顔に自信を持ちやすくなる可能性があります。

取り外しができて、歯磨きしやすい

マウスピースはご自身で着脱できるため、食事や歯磨きの際には取り外すことができます。ワイヤー矯正のように歯の表面に装置が固定されていないため、普段どおりの歯磨きがしやすく、装置の周りに汚れが残りにくい点が特徴です。

その結果、矯正治療中の虫歯や歯肉炎などのリスクを抑えやすくなります。食事も基本的には治療前と同じように楽しめるため、「食べにくい」「噛みにくい」といったストレスも少なくて済みます。

違和感や痛みが比較的少ない

インビザライン・ファーストで使用するマウスピースは、なめらかなプラスチック素材でできており、金属のワイヤーのような尖った部分や突起がありません。頬や唇、歯ぐきに当たって傷ができるリスクが少なく、スポーツ中の接触や転倒時にも、装置による大きな怪我につながりにくい構造です。

また、1枚のマウスピースで動かす歯の量はごくわずかに設定されているため、歯を動かす力が過度に強くなりにくく、痛みや違和感が比較的少ない傾向があります。装着初日は締め付け感を覚えるお子さまもいますが、多くは数日で慣れて日常生活を普段どおりに送れるようになります。

通院回数が比較的少なくて済む

インビザライン・ファーストでは、治療開始時に複数枚のマウスピースをまとめてお渡しし、ご自宅で1〜2週間ごとに新しいものに交換していただきます。マウスピースの交換自体はご家庭で行えるため、歯科医院への通院は1〜2か月に一度程度の定期チェックが中心です。

お忙しいご家庭でも通院スケジュールを立てやすく、遠方から通われる場合でも負担を抑えやすい治療方法といえます。

インビザライン・ファーストの主なデメリット・注意点

一方で、インビザライン・ファーストには向き不向きがあり、注意しておきたいポイントもあります。事前に理解しておくことで、治療中のトラブルや後悔を減らすことにつながります。

すべてのケースに適応できるわけではない

歯並びや顎の骨格の状態によっては、インビザライン・ファーストだけでは十分な改善が難しい場合があります。たとえば、顎の前後的なズレが大きい受け口や、骨格的な出っ歯などでは、別の小児矯正装置や、将来的な2期治療(本格矯正)との組み合わせが必要になることがあります。

インビザライン・ファーストが適しているかどうかは、レントゲン検査や模型、写真などを用いた精密な診断が欠かせません。適応外であっても、他の装置で対応できるケースは多いため、「インビザライン・ファーストができない=矯正ができない」というわけではありません。

装着時間を守れないと効果が出にくい

インビザライン・ファーストは、1日20〜22時間の装着が推奨されています。食事と歯磨き以外の時間は、基本的に常にマウスピースを装着しておく必要があります。装着時間が不足すると、歯が計画どおりに動かず、治療期間が延びたり、追加のマウスピースが必要になったりする可能性があります。

小学生のお子さまが自分一人で装着時間を管理するのは簡単ではありません。ご家族が一緒に装着状況を確認したり、声かけをしたりして、治療への協力度を高めていくことが大切です。

自分で外せるからこその「サボりやすさ」

取り外しができることは大きなメリットですが、その一方で「つけ忘れ」「外したままにしてしまう」といったリスクもあります。特に、遊びや習い事に夢中になっていると、マウスピースの装着を忘れてしまうお子さまも少なくありません。

インビザライン・ファーストで良い結果を得るためには、お子さま自身が「歯並びを良くしたい」という気持ちを持てるかどうかも重要です。治療開始前のカウンセリングで、お子さまと保護者の方が一緒に治療の目的や流れを理解しておくことが、成功のポイントになります。

インビザライン・ファーストの治療の流れ

インビザライン・ファーストの治療がどのように進むのかを事前に知っておくと、お子さまも保護者の方も安心して準備ができます。ここでは、初回相談から治療終了後の保定までの一般的な流れをご紹介します。

1. カウンセリング(初回相談)

まずは、現在の歯並びや噛み合わせ、お子さまや保護者の方のお悩みを伺うカウンセリングから始まります。この段階では、お口の中を簡単に確認し、インビザライン・ファーストが適していそうかどうかの大まかな判断を行います。

専用のシミュレーションツールを用いて、治療によって歯並びがどのように変化していくかを画面上で確認できる場合もあります。治療後のイメージを共有することで、お子さま自身が治療のゴールをイメージしやすくなります。

気になることや不安な点があれば、この段階で遠慮なく質問しておくとよいでしょう。

2. 精密検査と診断

インビザライン・ファーストでの治療を希望される場合は、次に精密検査を行います。精密検査では、口腔内の詳細なチェック、レントゲン撮影、顔や口の中の写真撮影、歯型の採取(または口腔内スキャナーによるデジタル印象)などを行います。

これらのデータをもとに、歯科医師が噛み合わせや顎の成長状態、歯の生え変わりの状況を総合的に分析し、インビザライン・ファーストが適しているかどうかを判断します。虫歯や歯肉炎などの問題が見つかった場合は、矯正治療を始める前に必要な治療を行うのが一般的です。

診断結果に基づいて、治療の方針や期間の目安、費用などについて詳しい説明を受けます。

3. 治療計画の立案とマウスピース作製

精密検査のデータをもとに、専用ソフトウェアで歯の動きを3次元的にシミュレーションし、治療計画を立てます。この段階で、どの歯をどのような順序でどれくらい動かすかといった詳細が決まります。

治療計画が確定したら、その計画に沿って複数枚のマウスピース(アライナー)が一括で作製されます。作製には一定の期間が必要なため、治療開始までは数週間ほどお待ちいただく場合があります。

4. 初回装着と使用方法の説明

マウスピースが完成したら、いよいよ矯正治療のスタートです。歯科医院で最初のマウスピースを装着し、歯にしっかりフィットしているかどうかを確認します。

このときに、マウスピースの正しい着脱方法、1日の装着時間の目安、お手入れの仕方、飲食時の注意点などについて詳しい説明を受けます。装着した直後は、締め付け感や軽い違和感を覚えることがありますが、多くの場合は数日で慣れていきます。

5. 自宅でのマウスピース交換と定期受診

治療が始まったら、ご自宅で治療計画に沿って1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきます。交換のタイミングや装着時間は、歯科医師の指示に従って管理していきます。

歯科医院への通院は、一般的に1〜2か月に一度程度です。定期受診では、歯の動きが計画どおりに進んでいるかを確認し、必要に応じて治療計画の微調整を行います。マウスピースの使用状況や装着時間についても、このタイミングで一緒に確認していきます。

6. 動的治療の終了と保定(リテーナー)

計画どおりに歯が動き、歯並びや噛み合わせが整ったら、マウスピースを使った「歯を動かす治療(動的治療)」はいったん終了となります。しかし、このまま何も装置をつけずに過ごすと、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こる可能性があります。

そのため、動的治療の後には「保定装置(リテーナー)」を一定期間装着し、整えた歯並びを安定させる「保定期間」が必要です。保定装置の種類や装着時間、期間の目安は、お子さまの歯並びや治療内容によって異なりますが、一般的には歯を動かした期間と同程度の期間が一つの目安となります。

インビザライン・ファーストの治療期間の目安

インビザライン・ファーストの治療期間は、お子さまの歯並びや顎の成長、装着状況によって大きく変わります。このセクションでは、一般的な期間の目安と、期間に影響するポイントについてお伝えします。

動的治療(歯を動かす期間)の目安

インビザライン・ファーストで歯を動かす期間は、一般的にはおよそ半年〜1年半程度とされることが多いです。比較的軽度の歯並びの乱れであれば短期間で終了する場合もありますし、歯列の拡大量が大きいケースなどでは1年半以上かかることもあります。

治療期間は、歯並びの状態だけでなく、顎の成長スピードや歯の動きやすさにも左右されます。そのため、初診時にお伝えする期間はあくまで目安であり、実際には経過を見ながら調整していくことになります。

装着時間が治療期間に与える影響

インビザライン・ファーストでは、1日20〜22時間の装着が推奨されています。この装着時間が守られているかどうかは、治療期間に大きく影響します。装着時間が短い状態が続くと、歯が計画どおりに動かず、マウスピースが合わなくなってしまうこともあります。

その場合、治療計画の見直しや追加のマウスピースの作製が必要になり、結果として治療期間が延びる可能性があります。予定どおりに治療を進めるためには、お子さまとご家族が協力して装着時間を管理することが重要です。

保定期間の目安

歯を動かす治療が終わった後には、整えた歯並びを安定させるための「保定期間」が必要です。保定期間の長さは個人差がありますが、一般的には歯の移動にかかった期間と同じくらい、あるいはそれ以上の期間を目安とすることが多いです。

保定期間中は、保定装置(リテーナー)を決められた時間装着し、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぎます。保定をしっかり行うことで、インビザライン・ファーストで得られた歯並びを長く安定させやすくなります。

インビザライン・ファーストの費用と自費診療について

インビザライン・ファーストを検討する際には、治療内容とあわせて費用についても事前に把握しておくことが大切です。このセクションでは、一般的な費用の考え方と、自費診療であることについて説明します。

インビザライン・ファーストは保険適用外の治療

インビザライン・ファーストによる小児矯正は、一般的に健康保険の適用外となる自費診療です(一部の特殊な顎変形症などを除く)。そのため、費用は歯科医院ごとに設定されており、同じインビザライン・ファーストでも医院によって総額が異なります。

治療を始める前には、検査料・診断料、装置料、調整料、保定装置の費用など、トータルでどのくらいの費用がかかるのかを必ず確認しておきましょう。

費用の相場の目安

インビザライン・ファーストの費用は、地域や医院の方針、治療の難易度によって幅がありますが、一般的な相場としてはおよそ40万〜50万円前後に設定されていることが多いです。これに加えて、定期受診時の調整料や、保定装置の費用が別途かかる場合もあります。

分割払い(デンタルローンなど)に対応している歯科医院もありますので、支払い方法についても事前に相談しておくと安心です。

費用について相談しておきたいポイント

インビザライン・ファーストの費用を確認する際には、次のような点もあわせて確認しておくと、後からのトラブルを防ぎやすくなります。

検査・診断料が別途必要かどうか、治療中の調整料や再診料の有無、追加のマウスピースが必要になった場合の費用、保定装置や保定期間中の通院費用の扱いなどです。

これらを事前に確認し、納得したうえで治療を始めることが、お子さまにとってもご家族にとっても安心につながります。

どんな子どもにインビザライン・ファーストが向いている?

インビザライン・ファーストが気になっていても、「うちの子に合っているのか知りたい」という保護者の方は多くいらっしゃいます。このセクションでは、インビザライン・ファーストが向いているケースの一例と、他の方法を検討したほうがよい場合についてお伝えします。

インビザライン・ファーストが向いているケースの一例

インビザライン・ファーストは、次のようなお悩みをお持ちのお子さまに選ばれることが多い治療方法です。

前歯のガタガタやねじれが気になる、将来の永久歯の生えるスペースが足りないと言われた、顎が小さく歯が並びきらないのではと心配している、ワイヤー矯正の見た目に抵抗がある、虫歯になりやすく、装置周りの清掃が心配、といったケースです。

これらに当てはまる場合でも、実際にインビザライン・ファーストが適しているかどうかは、精密検査と診断が必要です。逆に、一見歯並びが悪く見えても、成長とともに自然に改善してくるケースもあります。

他の小児矯正装置を検討したほうがよい場合

インビザライン・ファーストは万能な装置ではなく、他の小児矯正装置のほうが適している場合もあります。たとえば、顎の前後的なズレが大きい受け口や出っ歯、骨格的な問題が強いケース、マウスピースの装着時間の自己管理が難しいと予想される場合などです。

こうしたケースでは、拡大装置や機能的矯正装置、部分的なワイヤー矯正など、別の方法を組み合わせたほうが良い結果につながることがあります。どの装置が最適かは、お子さまの歯並びや性格、生活スタイルなども含めて総合的に判断していきます。

早めの相談で「やるべきかどうか」から一緒に考える

子どもの矯正治療は、「早く始めれば良い」というものではなく、「始めるタイミング」と「本当に必要かどうか」を見極めることが大切です。中には、経過観察だけで十分なケースや、2期治療(永久歯が生えそろってからの本格矯正)から始めたほうが負担が少ないケースもあります。

インビザライン・ファーストを含めた小児矯正を検討されている場合は、「今すぐ治療を始めるべきか」「もう少し様子を見るべきか」というところから、一緒に相談していくことをおすすめします。

まとめ:インビザライン・ファーストを検討中の方へ

インビザライン・ファーストは、乳歯と永久歯が混在する時期に行う「子どものためのマウスピース型矯正治療」です。顎の成長をサポートしながら、これから生えてくる永久歯のスペースを確保し、前歯の歯並びなどを整えていくことを目的としています。

透明で目立ちにくく、取り外しができるため、見た目や歯磨きのしやすさ、通院回数の少なさなど、多くのメリットがあります。一方で、すべてのケースに適応できるわけではなく、1日20〜22時間の装着時間を守る必要があるなど、注意しておきたい点もあります。

インビザライン・ファーストは保険適用外の自費診療であり、費用は歯科医院ごとに異なります。治療を検討される際には、適応の可否や治療期間の目安だけでなく、費用や支払い方法についても事前に確認しておくことが大切です。

「子どもの歯並びが気になる」「インビザライン・ファーストがうちの子に合うか知りたい」とお考えの方は、一度専門的な診断を受けてみてはいかがでしょうか。

お子さまの歯並びや噛み合わせについてお悩みの方、インビザライン・ファーストを含めた小児矯正をご検討中の方は、みさとデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。

当院では、患者さまが何を望まれているか、何に悩まれているかを一番に考えて治療を行っています。また、機能面だけでなく、見た目も理想的な口元を目指します。

一般歯科だけでなく、矯正治療やホワイトニング、予防歯科などにも力を入れております。当院のホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。